Schrift tattoo

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1 hour for drawing and preparation, 3 hours to complete tattooing.

schrift tattoo2

下絵・準備:1時間 施術:3時間
うちのお店は実に独特な仕事法がある。
東京では自前に予約をされたお客さんへは前もって下絵を描き、その日を待っていた。
なので、お客さんは予約が決まれば彫る日を待つばかりですけど、こっちは”裏”での戦いが始まります。
大きい作品だと、回数やお客さんが通うペース等を想定しながらどう仕上げていくかを考えながら下絵に取組んでいきます(これは楽しいんです!)

しかしこっちではお客さんが自前に予約はしているが、下絵は当日描く事となっている。
なぜこのシステムかと言うと、下絵に掛かる時間もタトゥーの値段に最終的に換算されるというわけなんです。
絵が大きかろうが、小さかろうが、手間は確かに掛かります。
最初はちょっと戸惑ったし、自前に描いておきたい、準備をしておきたいという気持ちはあった。
でもプロとしてこの時間も仕事だと考えたら理にかなっていると思います。
いきなりぶつけ本番だけでやるのかと思われると誤解されやすいかもしれないが、飛び入りのお客さんも数多くこなして来ているんで、想像もしていなかった絵をその場で描くという度胸は付いてるつもり。

うちのお店でも、絶対に自前に下絵を準備・描いたりする事はダメという事ではないですが。
僕も予約をおさらいした上で資料等の下準備はしている。
場合によってはラフスケッチも描き、予約の日までに頭に叩き込んでおく。

お客さんが当日来たら、細かい部分をもう一度確認していく。
向こうから新しい提案やこっちもアイデア等を出してお互い話し合いながら下絵を作り上げて行く(これはもっと楽しいんです!)

そんな感じで今回も彼女のリクエストを取り入れながら彫りました。普段やらないタイプの書体に挑戦してみたり、コンパスも黒いアウトラインをあえてひかず、直接影だけで表現したりと自分自身も新しい発見があったりして楽しいです。

これからも制作法、作業法をどんどん改善しながら次回のタトゥーに臨みたいです。

Published by

Carlos aus Tokyo

International player, attitude holder, tattooist of the masses. ロス、リオ, 東京, アムス、アントワープ、リエージュ、ドルトムンド、ケルンと世界を渡り、彫り歩く。タトゥーはその土地土地の空気を表す手段という解釈で今日も胸いっぱい彫ります