スクラップタンバリン復活。連絡が入ってから直ぐに何かしないと、と思って。数十年経ってるから何が出来るん?距離(時と立地)から考えたらおめでとうメッセージくらいしか送れないでしょうと一瞬ためらったけど、それは違うなと。

自分がこの仕事を始めたのも、タトゥーと出会いもやっぱ音楽がバックボーンにあってからこそだし。自分が居場所を探しているガキの頃にバンドっていうのがそのよりどころだとしたら、おめでとうで片ずけるのは違うだろうと。むしろ、おめでとうと送ってくれよな、って感じ。

“バンドなんて”と思ってた時期は確かにあった。アヤフヤにスクラップが終わってしまってからは、自分が何かクリエイティブな事に携わりたいと想って、これからどうしようと途方にもくれた。そこでタトゥーにしがみつき、過去から離れて又は決別していかないとこの仕事はハンパなノリでは出来ないと自分に言い聞かせたから“バンドなんて”と自分自身で勝手に納得するようになったのかもしれない。

そして23年振りのライブだったらしい。俺はデザインを描き上げ、ヴォーカル&ギターGunnに送った。3枚ともスラスラと一日か二日くらいで仕上がった。バンドの事はもう頭の隅っこにも無かったはずなんだけど、前々からこのアイデアを温めていたかのようにイメージが出来上がっていた。

もう“バンドなんて”から“バンドあってこそ”に気持ちが変わったよ。